おすすめの小説 パート1

よく『おすすめの本教えて~』と言われるので
まとめてみます。本当はおすすめの本って言うより
お気に入りの本…っていうか好きな作家さんのまとめって感じなんだけど。

一番最初は最近お気に入りの作家さん

どの本読んでもハズレがないし
読んだ後にほっと一息付ける(?)
じんわりほっこりします

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『春戻る』 あらすじ
正体不明、明らかに年下。なのにお兄ちゃん
結婚を控えた主人公の前に突然現れた謎の青年。その正体と目的は…?

お兄ちゃんは主人公の忘れたい思い出に関わる人。辛くて苦しい過去の思い出に蓋をして楽しくて素敵な事まで忘れてしまってる。だんだんそこが紐解けていってお兄ちゃんが誰なのか分かったら周りの優しさに泣けてくる。みたいな…

『僕の明日を照らして』
『おしまいのデート』もお気に入りです
でも本当に瀬尾さんの小説はどれも良い


次!何かと話題の百田尚樹
百田さんと言えば『永遠の0』な気もするけど


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『幸福な生活』
短編集なんだけどどの話も最後のページで思わずエッ!ってなる。そういう事か…ってゾッとしたり。それが面白かった。めちゃくちゃ。
タイトルとは反対に実は…みたいな
表紙をよく見たら読み取れる事もある

『輝く夜』もお気に入り



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『世界から猫が消えたなら』あらすじ
僕の葬式。僕の枕元に集まる人はどんな人たちだろう。その中で僕の死を心から悲しんでくれる人はどれくらいいるだろう。

余命宣告をされた主人公の前に陽気な悪魔が現れて世界から何か一つ消すたびにあなたの命が1日伸びるっていう交換条件を出してくる。主人公は最後に猫を消せるか…!
なんで猫なのかは主人公が猫を飼っているから
猫との思い出とか亡くなった母親と猫の思い出とか…最後に主人公はどういう選択をするのか~!?みたいな感じです。普通に良かった。


この作家さんも大好きな作家さんで有名なのは『和菓子のアン』かな
坂木さんの小説は大体が人が死なないミステリーっていうか出会う人の小さな謎を解いて解決していくっていう感じです。あとは人と人との繋がりとか。この作家さんも読み終わった後にジーンとしたりほっりしたりするタイプ。
『和菓子のアン』もめっちゃ好きなんだけど

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『ホテルジューシー』あらすじ
大家族の長女に生まれた天下無敵のしっかり娘ヒロちゃん。ところがバイトにやってきた那覇のゲストハウス・ホテルジューシーはいつもと相当勝手が違う。昼夜二重人格のオーナー(代理)や、沖縄的テーゲー(アバウト)を体現するような双子の老ハウスキーパーなど規格外の職場仲間、さらにはワケありのお客さんたちにも翻弄されていく。

しっかりものすぎる主人公がゆる~いホテルで従業員やお客さんに振り回せる話。出てくるキャラにハマっちゃいそうになりますよ。



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神去なあなあ日常』あらすじ
高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。チェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。自然を相手に生きてきた人々と出逢い成長していく物語。

受験に失敗した勇気くんが美女目当てに林業研修に。今時のペラペラした男の子が林業という自然を相手に仕事する人たちや自然そのものにしごかれて成長していくお話です。一気に読める面白さ!大変な仕事をしてる筈なのに基本的にみんなゆる~いし、ハプニングも面白い。でもやっぱり厳しい仕事であることに変わりはないので締めるところは締める。あとは下ネタ。

『仏果を得ず』『船を編む』も面白いです。


永田永一
なんと乙一さんです。

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『百瀬、こっちを向いて』あらすじ
「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。

短編集です。
すべてが上手くいく話ではないのに後味は悪くない。寧ろそれがよかったんじゃないかって思えるお話。お話に透明感みたいなものがある恋愛小説です。

『くちびるに歌を』もおすすめです
こちらは青春って感じです。


ラストー!

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『蜩の記』あらすじ
豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室との密通の廉で家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。編纂補助と監視、密通事件の真相探求が課された庄三郎。だが、秋谷の清廉さに触れるうち、無実を信じるようになり……。凛烈たる覚悟と矜持を描く感涙の時代小説!

簡単に言えば
密通の疑いで幽閉されている戸田一家の元へ
不祥事を起こし切腹と引き換えに事件の真相の解明と監視として遣わされた壇野。最初は密通者として見ていた戸田秋谷があまりにも誠実で凛としていたことで、だんだん無実を信じ憧れるようになる。結局本当に無実なんだけど壇野がどうしたところで10年後の切腹が無しになるわけでもなく、秋谷自身も何も間違ったことはしていないなら最後までしっかり生きる。と思ってる。最後はどうにかなるんでしょー!って思って読んでたけどそんなんじゃなかったな。最後までかっこよかった最後号泣しながら読んだ。

なんで時代小説って思われるかもしれないけど
わたしも映画化ってことがきっかけで読みました。
時代小説だけど読みやすいっていうか現代的…?
若者も読めて感動できる小説だと思います。
この紹介した小説たちの中で一番泣けるし読み終わった後の満足感はすごいですよ。

『川あかり』もすごく良かったです。


とりあえずここまで。
わたしが読んで良かったと思った小説なので
小説のタイプが似てるものも多いと思います
あくまで小説を選ぶ参考になればと(^o^)
まだまだ読んだ小説、おすすめしたい小説は
たくさんあるのでぼちぼち気が向いたらまとめていこうと思います。
とりあえず今はおすすめしたい漫画が山ほどある!これまずまとめたい!

おしまい